ピカソの画を購入したいなら100億円用意しましょう

絵に残す事で、時代や文化、思考等さまざまな想いを伝えたり、ある時は権力者の象徴としても使われました。
有名な絵画の大半のは、宗教等思想の中や理想を描いた作品が多いです。
当時は字を読み書きできる事が一般的で無かった為、画を見て、感じる事、伝える事、祈る事等を解り易く唱えたのです。
マリア様の肖像やキリストの肖像・・・こうした画は、依頼されてから描かれてるので慈愛に満ちて 何処となく浮世離れした印象をも受けます。
しかし、近代アートになると作家の思想を強く出した作品が描かれる様になったのです。
中でも、異質な作品が多いのがピカソの作品です。
誰しも一度見たら、その画を忘れる事が出来ない強い個性。
一見したら上手いのか下手なのかさっぱり解らないですし、色も自然界に存在する物とは大きくかけ離れている組み合わせが多いのも特徴ですね。
生前は注目されず貧乏生活をしていた彼の遺作は、オークションで高値を付ける人気作品となっている。
中でも「パイプを持つ少年」という作品は役123億円で落札される程の高値だ。
この作品では誰もが知っている「ベロニカ」等と違って、デッサンもキチンンとした美しい作品なのが印象的だ。
しかし、決してシンメトリーな訳で無いのが彼の作品らしい。
「ドラ・マールの肖像」も100億円を超える作品だが、ピカソにしか書けないであろう、屈折した顔、力強い線、色が魅力の作品だ。
日本だったら、国宝の絵画で決して取引されないと思われるが、これらの作品は一般人でもオークションに参加さえ出来れば高額な作品でも購入出来るのだから凄い。