ピカソの作品を楽しむ

絵画の知識はそれほどないという人でもピカソの名前を知らないという人はいないのではないのでしょうか。
スペイン生まれのこの画家はデッサン画や版画、油絵など生涯で10万点以上の作品を残したと言われ、また、絵画以外にも彫刻なども数多く作っています。
ピカソは年代によってその作風を大きく変えたことでも有名です。
若いころは青を基調とした少し寂しい感じの作品を多く残したことから青の時代と呼ばれています。
これは親友の自殺にショックを受けたことが理由だとされています。
そして壮年期にはキュビズムに傾倒したことでも有名です。
彫刻に影響を受けたことで絵画にも多面的な視点を取り入れることに成功しています。
はじめてキュビズムが認められるのはアビニヨンの娘たちという作品で、その後もゲルニカなど多くの作品でキュビズムを展開しています。
ピカソの作品を欲しいという人も多いと思いますが、もちろんオリジナルの作品は非常に高価であり購入することは無理でしょう。
最近ではリトグラフの質も非常に良くなってきているので、リトグラフで安価にオリジナル作品の味わいを楽しむのも1つの方法です。