多作でさまざまな表現を見せるピカソ

ピカソは、世界的に知られている画家です。
彼の作品は日本でも大変な人気があり、全国各地で展覧会が開催されています。
日本の学校の教科書でも、彼の作品が紹介されています。
代表作であるゲルニカを美術の教科書で観たことがあるという方も多いことでしょう。
ピカソは、油絵、素描、挿絵、版画などの絵画作品を数多く制作しました。
また、彫刻、陶器にも作成にも興味を示し、たくさんの作品を残しています。
彼は、生涯に数十万点以上もの作品を生み出したのです。
これほどたくさんの作品を世に残した作家は、ピカソの他にはほとんどいません。
作品数が多いだけでなく、作風が時代に応じてめまぐるしく変化していることも特徴です。
青の時代、ばら色の時代、キュビスム、シュルレアリスム、晩年と各時代によって、色々な表現を試みています。
膨大な作品数とさまざまな表現によって、いつまでも見る人を惹きつけて止まないのが彼の作品の魅力となっているのです。