天才と呼ばれた画家ピカソ

誰でも一度はピカソという画家の名前を、耳にしたことがありますよね。
スペイン生まれの天才画家パブロ・ピカソは、彼の生涯で1万点を超える油絵・デッサンを残しました。
10万点にも及ぶ版画や、陶器、彫刻を手がけたことでも有名で、ギネス・ワールド・レコードにも登録されています。
幼い頃から絵に卓越した才能があったピカソは、マラガ、バルセロナなどで絵の勉強を終えた後、パリに移り住み、数々の傑作作品を生み出します。
彼の作品の中で、最も知名度が高い絵画はゲルニカGuernicaでしょう。
スペイン内戦中の1937年に描かれたこの絵画は、ドイツ軍の激しい攻撃を受けたスペインの都市ゲルニカが題材になっています。
彼は彼の画家人生の中で、画風がめまぐるしく変わることでも知られています。
その中でも青の時代、キュビズムなどの様式名は、彼の芸術作品の代名詞ともなっています。
個性的な構図、独特な人物画、常識を越えた色使い、素晴らしい彼の作品の数々は、今なお世界中の人々から親しまれています。