ピカソの作風と時代

ピカソは、1881年のスペインで誕生しフランスで彫刻・画家として活躍しました。
代表作としてゲルニカなどのキュビズムの創始者としても有名で、また生涯で残した作品数も多くもっとも多作な美術家としても知られています。
作風も年齢と共に大きく変わっていき、青年時代は親友の死に衝撃を受けて、青をベースとして暗青色を基調として売春婦や盲人などを描きました。
そして、恋人できるとサーカスや兄弟・少女や少年を描いた、ばら色の時代と呼ばれています。
その次に、アフリカの彫刻に影響を受け、アビニヨンの娘たちなどを作成し、次第にモチーフを徹底的に分解する、禁欲的で抽象的な作風になっていき分析的なキュビズムの時代と呼ばれています。
次第にキュビズムを描く機会が多くなり、コンドル軍団によるゲルニカ爆撃を非難したゲルニカができたのです。
晩年は、クレヨンなども使ったカラフルで激しい絵を描いていき、この頃になると自画像なども描いています。